「やっほーの楽しみ方」

備忘録

随分前に聴いて欲しいと渡されていた。「取り扱って欲しい」ではなく「聴いて欲しい」。
ひょっとしたらカラダのどこかで絶好のタイミングを待っていたのかもしれない。

前店舗を有志全力協力の下撤収し7月〜8月と新店舗(間借り)と出前を全力・全速力で駆け抜け9月も半ばを過ぎる。

気がついたら「孤独」になっていた。
いまの心情を絵に描くとすれば黒一色を何重にも重ねて塗り込んだ状態。

人生とは何度となく訪れる大きな挫折とひょっとしたら手にしてしまう栄光の間を心配がぎっしり詰まった袋を抱えながら全速力で駆け抜けるものだと思う。

側から見たら滑稽に見えるかもしれない素振りや目も当てられないやらかしにも思いや事情がぎっしり詰まっているということを改めて思う。

ロンギングとモーション。

これだけ慟哭を越えた咆哮にも関わらず歌詞の届くスピードが声を越えていくのはなんでなんだろう。ルサンチマンの交歓なのだろうか、変に泣いてしまったんだよJ.Boy。届くもんは届いてしまうんだからしょうがないよ。

1枚目のChiptune Hardcore Punkスタイルでの初っ端から泣いてしまって30曲目くらいで「カラオケ」なんかいと正気に戻り、2枚目のバンド編成エクストラやっほーで「After School Electromagnetic Wave Club」のギターソロでまた泣いてしまった、でカラオケなんかい思いながら岡山の90年代〜00年代を完全に背負いこなす人間力に少し尿漏れしてしまった。3枚目のやっほーとドリームプロデューサーズで歌手としてプロデュースされる力も発揮、荒削りさ加減がちょうど良く、曲のサイズと良さ、パーソナリティ全ていい。

やっほーの振り絞る「ギター!」って叫び、トンネル天国での瀬川洋先輩の「フジオ、カモーン」くらいの安定感と期待感が入り混じるなーと思いながらブックレット、装丁の隅から隅まで見てるけどめちゃくちゃ愛されてるじゃないか。

長い人生まだまだ出来るとはいえ多分誰しもがその人生で残しておきたいと思えるアルバムを作っちゃったと思うので2枚目産みの苦しみがあるだろうけど、だいじょうぶだぁ。とは思う。

泣かせやがって、コノヤロ。

追記 ボリュームあり過ぎて、くらい過ぎてDVDがあるの忘れてた。で、見たけど… これ… 冠婚葬祭の斎場で流れるタイプの編集やん…。
(20230917)

やっほーの楽しみ方(3CD+1DVD) | ロードトリップ powered by BASE
20238/11(thu.)rerease.『やっほーの楽しみ方』【DISC1-やっほー】1.オープニングやっほー2.やっほーの生活の柄3.メテオのダンス4.YouthValueSale5.GreatPunk,GreatDrunk6.DreamFury7.AfterSchoolErectromagneticWaveCl...

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